先日、思わしい結果が得られなかったPX70に再チャレンジ。
前回同様、大変冷え込んだ快晴の朝だったが、明暗コントロールを中央にして、撮影後、コールド・クリップに挟んで体温で暖めてみた。以下に示す前回の結果とは大違いである。
気温が低い時には、明暗コントロールを絞り込まない方が良さそうだ。また、撮影後に暖めると良い結果になるようだ。
また、以下に同じ被写体を撮影して得られた、PXシリーズの過去のフィルムの画像を示すが、なかなか興味深いものがある。
まずは、PX680FF。昨年の六月に撮影したもので、天候も気温も異なるが、暖色系のコントラストの低い描写だ。
さて、これまでのPXシリーズの中で、最も良い結果だったのが、PX680βである。ごく少量が市販されただけの、βテスター用のフィルムだが、発色は最も自然だった。昨年の四月に撮影したものである。
次に「悪名高い」PX70 Color Shade Push!。このマゼンタかぶりには手を焼いたものだ。一昨年の11月に撮影したもの。
最後に、初代のPX70 Color Shade FF。一昨年の夏に撮影。今から見るとお話にならない描写だったが、それでもカラーフィルムが復活したというので評判になったものだ。
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