PX680の外箱に、各国語で記載された説明の日本語のところを読むと、「フィルムは涼しい乾燥した20℃以下の場所に保管してください」とある。また、「このフィルムは現像の際、撮影時の温度、エージング(製造されてから撮影されるまでの期間)、.....によって影響を受けやすい化学反応を示します。」とも書かれている。つまり、「購入したら冷蔵庫の野菜入れに格納して、できるだけ早く使うこと」という趣旨のようだ。
ところが、ここに天の邪鬼な消費者がいて、初夏に購入したフィルムを夏の猛暑の間も室温で放置して、今頃になって使ってみるという「暴挙」をおかしてみたので、その結果を掲載しておくことにする。
夏の猛暑で、フィルムのシートが固着してしまったのか、右上部分は現像液が行き渡っていない。全体的に何とも言い難い不思議な発色をしている。この傾向は、他のショットでも同一だ...。
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