Impossibleから"PX 680 COLOR SHADE BETA TEST FILM"が届いた。時間がないので、とりあえず屋内で試写。
夜間の室内なので、光源は昼光色の蛍光灯とクリプトンランプである。Push!と比較すると色の再現性とコントラストが格段に向上しているのがわかる。以下にPush!とFFで、ほぼ同条件で撮影した作例を示す。
まずPush!で撮影したもの。
撮影条件は同一なのに、ホワイトバランスはあたかも自然光で撮影したかのようだ。実際には、前記のPX680 BETA FILMのような黄色みがかった光源なのだが、フィルムのマゼンタ寄りの発色と相殺して、ナチュラルな描写となっているようだ。また、全体にねむい感じで、コントラストも低い。
次に、FFで撮影したもの。
これは今から見ると、ほとんどブルーのモノトーンの中にかろうじてその他の色が再現されているという感じだ。コントラストも低く、まるで水彩画のようである。
同じ被写体を同じ光線状態で撮影したものだが、それぞれ全く異なった結果となっている。とりわけ、PX680 BETA FILMのビビッドな描写には驚かされる。黄色がかった光源の色が、ほぼそのまま再現されている。彩度がやや高すぎるような気もするが、これは好みがわかれるところだろう。
まだベータ・バージョンとは言え、快晴の日に屋外で撮影するのが楽しみである。
因みに、パッケージは、味も素っ気もない。スリーブも付いていない。
毎度お世話様です。
写真拝見させていただきました。
ここまで色調が高く「カラーフィルム」らしいとは思いませんでした…汗。
良い意味で期待を裏切られました…大汗。
PXのパッケージのレインボーがちゃんとカラーに見える!と感動してしまいました。
早く私も試写したいと思います。
やはり「遮光」やその後の「温め」は同様に行なったんですか?
この「温め」は体温以上(カイロなどで)に温めてらっしゃいます??
いつも質問攻めですいません…。
私も発色の良さに驚きました。屋外で撮影するのが楽しみです。遮光はお作法通りに行いました。撮影後は、Polaroid Colorpack 82に付属していたコールドクリップに挟んで脇の下で5分間暖めました。因みに室温は18度ぐらいでした。