AdobeのFLEX Builder 3 から、最近発売になったFLASH Builder 4.0 に乗り換えた。機能的には、かなり強化されているというのが第一印象だ。当然のことながら、FLEX 3 のソースコードは、かなり書き換えないとコンパイルできない。
ただし、コンポーネント類は強化されている。とりわけ、ビデオプレーヤーのコンポーネントが標準で用意されているのは便利だ。ほとんどコードを書かなくても、単純なビデオ配信のプログラムはGUIだけでもできてしまう。
ただ、これをそのまま使うのは芸がないし、少しお化粧もしたかったので、AMIGAのメガデモ動画再生用のプレーヤーを移植してみた。これまでアクションスクリプトであれこれ書かなくてはならなかったのが、標準コンポーネントの配置とプロパティのセット、関数の追加、スタイルの変更用スクリプトの作成だけで、上記のような、そこそこまともなのができてしまう。
開発環境自体は、GUIの部分にバグが残っているようで、若干試行錯誤をしなくてはならなかったが、これらは些細なことだ。むしろ、Adobe のオンラインマニュアルが情報過多で必要な情報を探し出すのに手間取った。
また、クライアント側に Flash Player 10 がインストールされていないと正常に動作しない。機能が強化されたのは喜ばしいが、汎用性という点では少し問題かもしれない。とはいえ、これも時間が解決するだろう。
という訳で、とりあえずこの記事で実験してみることにする。問題がなければ、AMIGA Megademo Theater のプレーヤーを一括で更新するつもりだ。
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