World of Cellular Automata

もちろん、このアニメーションの元になった画像データは、CAM-PCで作成したものだ。ブルーで表示されたの枠線の中に、グリーンの粒子が散乱しているが、しばらくするとそれらが凝集してタイトルロゴとなるという趣向である。

これは、忘れもしない1992年の冬に、アメリカからメールオーダーで取り寄せたCAM-PCのボードのテスト用に添付されていたルールファイルを加工したものだ。このボードを販売していたAutomatrix社は、なかなかウィットに富んでおり、ボードをＩＳＡバスに挿入して、ＦＤに格納された動作チェックプログラムを走らせると、最後に「Hello xxxxxxx」（xxxxxxは私の名前）という文字が、このタイトルロゴのように浮かび上がったのだった。今から15年以上も昔のことである。