ライフゲームには、いくつか面白いセル配置がある。とりわけサイクリックな状態遷移を繰り返しながら移動を続ける「グライダー」や「飛行船」といったタイプのものは、数多くのものが発見されてきた。
ここで紹介するのは、「飛行船」の中でも特に大規模なセル配置で、William Poundstoneの"The Recursive Universe"の中で紹介されている「大艦隊(fleet)」を縦横にマトリックス状に組み合わせたものだ。
続きを読む: fleets (CAM-PC)
ライフゲームには、いくつか面白いセル配置がある。とりわけサイクリックな状態遷移を繰り返しながら移動を続ける「グライダー」や「飛行船」といったタイプのものは、数多くのものが発見されてきた。
ここで紹介するのは、「飛行船」の中でも特に大規模なセル配置で、William Poundstoneの"The Recursive Universe"の中で紹介されている「大艦隊(fleet)」を縦横にマトリックス状に組み合わせたものだ。
CAM-PC(CAM 6)を久しぶりに動作させてみた。などと書いても、そんな物など知らないという人がほとんどだろう。という訳で、WIKIにリンクを張っておく。
かれこれ20年も前に、MITで開発されたセルオートマトン用の並列計算機である。計算機と言っても、PC-AT互換機のXTバス(!)に挿入する特殊なカードの形状をしている。256x256のセル空間内で、オートマトンのシミュレーションを並列処理することに特化して開発されたもので、MIT内では「CAM 6」と呼ばれていた。これをベンチャー企業のAutomatrixが「CAM-PC」の名称で販売していたのである。1990年代初頭の頃の話だ。