SIM DRAKE CODEXのSPEED。なんとまあFD4枚組のメガデモである。とは言え、再生時間は高々3分少々だ。
このデモ、FDの入れ替えのタイミングが微妙で、とにかく最後まで観ること自体が困難という代物である。早すぎても遅すぎても途中で画面がブラックアウトしてしまうという難物中の難物だ。 FD読込時のシーク音とFD入れ替えのタイミングを誤った時の挙動から察するに、BGM部分をまとめて最初に読込み、予め作成されたアニメーションの圧縮フレームを展開しているように思われる。 枚数が多い割には再生時間が短いのも、そのためだろう。
それにしても、途中で象の彫刻がぐるぐる回ったり、何だか訳のわからないストラクチャが回転したり、能面のようなワイヤーフレームの仮面が現れたりと全体的にシュールな構成で、タイトル通りのスピード感のある作品だ。キャラクタアートとグラフィックスを組み合わせたタイトル画面のセンスも秀逸だと思う。
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