TECHNOLOGICAL DEATH

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ポーランドからのアクセスがあったので、同国のMegademoを掲載することにする。
「TECHNOLOGICAL DEATH」。1993年の公開なので、今から15年前の作品である。内容を良く見ると、他のチームの作品のオマージュとおぼしき部分が多々見受けられる。当初は、技術的な巧拙を競っていたMegademoも、この頃から内容で勝負するものが増えてきたように記憶している。この作品などは、和歌で言うところの「本歌取り」的な構成で、見る人が見ると、オリジナル作品が思い当たる。

また、Greeting Messageの後に、当時すでに古典となっていたKing Crimsonのファーストアルバム「In The Court Of The Crimson King」のジャケットが表示されるのがなかなか渋い。「EPITAPH」の一節「Confusion will be my epitaph」が脳裏をかすめる。最後の部分で、ワイヤーフレームの十字架が悪魔払いをしてくれるのも、何だかシュールだ。

デモ本体が終了した後、延々と表示されるエンドタイトルの一部には、当時のパソコン通信のログイン画面のような表示がなされており、ハンドルネームとして、チームのメンバー名を入力すると解説めいた内容が表示されるが、これまた往時を偲ばせる趣向だ。未だ高速なインターネット接続など無かった時代には、モデムを使ったダイヤルアップ接続で、デモチームのサイトにアクセスしたものだ。たらたらと表示されるテキストが郷愁を誘う。バラード風のBGMもなかなか良い。それにしても、我ながら懐古趣味だと思う。

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