このところ、AMIGA megademo theaterのコンテンツは、「JESUS ON-E'S」のような長尺物が続いていたので、ここらで初心に返ってミニマルなのを投稿する。なにせ、毎日フランス料理のフルコースでは、いささか食傷気味になってしまうからだ。
と言うわけで、「DARKROOM」。タイトルに「a 40k intro released at Assembly '94」と表示されているように、AMIGAのレガシーデモの中では後発だが、何とこの作品40kbしか要さないという、それこそミニマリズムの世界だ。この頃には、二枚物のデモが出始めていたのにもかかわらず、敢えて少ないコードでどこまでの表現が可能かというテーマに挑んでいるところに、ある種の潔さがある。
内容も、まさしくミニマルで、始まったと思うとすぐにエンドタイトルが表示される。しかし、曰く言い難い余韻を感じさせるところが、わかる人にはわかるし、わからない人には全く意味不明といったところだ。
たまには、こうした作品で箸休めをするのも良いものだと(個人的には)思う。
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