El Condor Pasa

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日本では、「コモエスタ・アミーガ」で取り上げられて有名になったGuruMusicの「コンドルは飛んで行く(El Condor Pasa)」。Megademoと言えば、当時としては、ずば抜けていたAmigaのグラフィックスとサウンド機能を活かしたスピーディーで凝ったプレゼンテーションとうのが一般的だが、これは何と、フロッピードライブのシーク音を調整して「音楽」を演奏してしまうという実にユニークな代物だ。画面はAmigaのワークベンチにウィンドウが一つ開くだけというシンプルさで、動画もへったくれも無い。

エミュレータでのシーク音再生なので、実機とやや異なる部分があるが、それでも本来マシンが持っているサウンド機能を一切使わず、シーク音のみで勝負するという逆転の発想が素晴らしい。一種のミニマリズムとでも言うべきか。演奏されている音楽が、これまた哀愁を誘うフォルクローレで、かれこれ十五年も前の様々なパソコンが群雄割拠していた頃のことを思いだし、しばし感傷にふけってしまった。因みに、このデモは、Amigaが純正部品として採用していたChinonの3.5インチドライブでないと正常に再生できない(らしい)。

かへり来ぬ昔を今と思ひ寝の夢の枕ににほふアミーガ

コメント(2)

懐かしいデモですね?。

Oh, the poor floppy :)

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